organization transformation

組織(制度/風土)・人材改革

この超競争環境において、企業が求める能力に名前を付けるならば、「機動性(agility)」と呼ぶのが最もふさわしいでしょう。その時々の環境を迅速に読みとり、適切に対処することで企業を環境に適応させていく力、それが機動性です。

組織と変革

  • 今からおよそ10年前、リチャード・ダベニーは戦略的思考における中核的な考え方を刷新する一本の記事を発表しました。「Waking Up to the New Era of Hypercompetition」と題されたこの記事の結論は、シンプルにして深遠なものでした。「持続可能な競争優位性を得るために企業戦略を策定すべきである」という従来の考え方は、時代遅れであると指摘したのです。「過当競争」という現局面においては、これに代わる別の考え方が求められている、とダベニーは主張します。今日、必要とされる能力に名前を付けるならば、機動性(agility)と呼ぶのが最もふさわしいでしょうーーその時々の環境を迅速に読みとり、適切に対処することで企業を環境に適応させていく力です。アーサー・ディ・リトルは、この新たなビジネス・パラダイムを「イノベーションの時代」と名付けました。ADLは長年をかけて、この課題に取り組むアプローチを開発してきました。

 

 

 

  • 人材または変革管理の側面に特に注力する必要があります。これらは成功を妨げる主要な障害であることが広く知られています。こうした側面の管理に定評のあるアプローチもいくつか存在はしますが、成功率は依然として低いのが現状です。大手持株会社、子会社、新興企業、あるいは公的機関のいずれであっても、将来の成功は、その組織がいかに効率的に新たな課題と継続する変化に適応していけるかにかかっています。
  • アーサー・ディ・リトルでは、ジョン・コッターの理論に基づいた独自の変革管理基本モデルを用い、3つの主要な成功要因を特定しています:モチベーション、イネーブルメント、そして情報です。プロジェクト・チームは、これら3つの側面を高めることで、いわゆるポジティブな変革カルチャーを醸成していく必要があります。