アーサー・ディ・リトルの消費財・小売(CGR:Consumer Goods & Retail)プラクティスは、米国や日本、ドイツ、スウェーデン、英国に拠点を置き、ADLオフィスネットワークによりグローバルに運営されています。本プラクティスでは、ADLのコンシューマーヘルスチームと共に、50名を超える正規社員による既存ネットワークに加え、60名を上回る外部専門家を有しています。アーサー・ディ・リトルは数十年にわたりグローバル消費財企業に数多くのプロジェクトを支援して参りました。
ADLは常に、食品の原材料から製造・包装・流通・小売・食品サービスまでのCGRのバリューチェーン全体にわたり仕事をしています。
ADLは消費財セクター(農産物、飲食料品の製造、食材、ケータリング、コンシューマーヘルス、日用品、化粧品、トイレタリー、繊維、ファッションなど)全体にわたり幅広い経験を有しています。
ADLが特に重点を置くCGRサービス:画期的な革新のインキュベーション、これまでにない新事業の創出、ビジョンと未来洞察、戦略的計画の立案、新しい成長機会の発見、デジタルソリューションと変革、合併・買収のサポート、パフォーマンス・エクセレンス(研究開発、調達、マーケティング、商業・品質管理を含む)
大手の消費財企業の多くは、消費者嗜好の変化、個人向けカスタマイズ、ピュアなものに価値を置くミレニアル世代、多数のニッチ市場参加者の市場シェア拡大、既存市場における需要停滞などのトレンドを踏まえ、新しい成長機会を模索しています。中核事業以外で新たな成長をもたらすことは、多くの主要市場参加者のCEOにとり最重要課題となっています。
ADLのブレイクスルー・インキュベーターサービスは、これまでにない新事業を創出し提供するための強力な独自アプローチです。アーサー・ディ・リトルはこのアプローチを用い、完全に外部化されたインキュベータープロセスを先導するデリバリーパートナーとしての役割を務め、他の市場参加者のネットワークを管理し、アイディアジェネレーションから消費者インサイト、コンセプトおよび商品開発、プロトタイプの製造、テストマーケティングの実施、パッケージ開発、ブランド開発、業務およびサプライチェーンの計画立案と立ち上げまで、革新の最初から最後までをカバーします。
この外部インキュベーターアプローチは、コスト削減、市場投入までの時間短縮、ブランド制約の排除、「自社開発主義」という壁の撤廃、機動的な開発アプローチ、消費者・技術・商業・業務・戦略に関わるインプットの整合・統合などの大きな利益を当社の消費財クライアントにもたらします。
消費財企業にとり、主力商品およびサービスは長期的に安定した収益を保ち続けることはもはや望めないほど、目まぐるしい事業環境にあります。他社と差別化する独自の企業ビジョン「センス・オブ・パーパス(目的意識)」の策定は、ますます重要となってきています。ADLの「Why戦略」アプローチは、消費財企業が差別化された永続的ビジョンを確立し、企業活動の全ての側面を通して、そのビジョンを実現するのに役立ちます。
骨太の消費財戦略を作るためには、未来を予測することが極めて重要なのです。ADLの予測アプローチおよびホライズン・スキャニングアプローチは専門的洞察と合わせて最新の分析ツールを用い、重要ドライバーや潮流を特定するためさまざまな情報源から、未来予測地図を作成、消費財バリューチェーンに対するそれらの影響モデルを作り、戦略的重要性の優先順位付けをします。
従来の柔軟性にかける複数年の戦略的アプローチはどんどん今日のビジネス界に合わないものになっています。企業には、今日の主要な傾向(ビジネス境界線の曖昧化、市場投入までの時間短縮への高まる期待、顧客の嗜好変化、新興企業の急激な成長やデジタル化など)によってもたらされる混乱や機会に一層迅速に対応することが求められています。
ADLの戦略的計画立案に対するアプローチは目的主導型で、重点は次のとおりです:
企業が、周辺事業またはコア事業において新しい成長機会を同定するには、多くの場合、外部の視点や力を必要とします。非中核事業の新規成長機会を探索するために用いるADLの次のアプローチは、数百もの成功案件により実証されています:
消費財産業はデジタル技術によって変貌を遂げつつあり、その中には、全てのチャネルのオンライン、デジタル・イネーブルメントへの移行、消費者の個人向けカスタマイズ、ビッグデータ・アナリティクス、 コネクテッドプロダクトおよびデバイス、デジタルマーケティング、新しい製造技術およびサプライチェーン技術、新しい販売時点・消費地点の管理技術ほか多数が含まれます。
アーサー・ディ・リトルは、ますます変化のスピードが加速する消費財業界の中で、企業がトップを走り続ける手助けをするために、次のような幅広くかつ深いデジタル能力を有しています:
アーサー・ディ・リトルは消費財業界全体にわたるディールサポートにおいて幅広い経験を有しています。次のようなサポートが可能です:
ADLは、クライアントの成功見通しを最大にするため、通常、投資銀行の企業財務アドバイザーと協力し仕事をしています。詳細についてはこちらをご参照ください:http://www.adlittle.com/en/services-list/52/corporate-finance
アーサー・ディ・リトルは、消費財企業がパフォーマンス・エクセレンスを達成できるよう、特に研究開発や調達、マーケティング、品質などの機能に重点を置き、次のようなさまざまなサービスを提供いたします: